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5・6年生算数教室、
3・4年生算数教室

算数の授業づくりについて、定期的にご指導いただいている学校教育指導専門員から、2月22日(水)に5・6年生が、3月1日(水)に3・4年生が算数教室を開いていただきました。
 5・6年生は、3年生の教科書に載っている1辺が15cmの折り紙で正三角形を作る方法を確認した後、封筒で同様に正三角形を作りました。封筒の中に定規を当てて、アイロンのように強く折り目を付け、正三角形の折り目に沿って角を立てると、正三角形の多面体(正四面体)ができました。子どもたちは、学校教育指導専門員の「ちびまる子ちゃんの牛乳パック」という言葉にイメージがわかない様子でしたが、「でんろく豆の小袋もこうやって平面から作っているんです」というと、「あぁー」と納得した様子でした。
 3・4年生は、学校教育指導専門員から好きな数字を聞かれ、「8」と答えると、「電卓を使って37×24をしてごらん」と返されました。電卓を使って計算してみると、「888」と「8」が三つ並びました。次に、「7」と答えると、「電卓を使って37×21をしてごらん」と返されました。電卓を使って計算してみると、「777」と「7」が三つ並びました。そして今度は、「5を三つ並べたければ37×15をすればいいです。なぜかわかる?」と質問されると、「好きな数字に3をかけた数」という、37にかける数の共通点を見付けていました。
 子どもたちの算数に対しての興味・関心をくすぐり、算数・数学的な見方・考え方を楽しく鍛えるような内容の算数教室でした。